物件の背景と課題
大阪市港区、「弁天町」駅から歩いて7分。 72㎡・3LDKのマンション売却事例です。
複数の不動産会社に査定を依頼しましたが、どこも似たような答えでした——市場価格は1,600万円前後。築年数なりに使い込まれた内装が、内見に来た方の「住みたい」という気持ちを止めてしまっていたからです。
- 物件種別:マンション 72㎡ / 3LDK
- 最寄駅:弁天町駅 徒歩7分
- 課題:内装の古さが購買意欲を阻害。1,600万円前後での売却も難しい状況
リノベ戦略
値段を下げれば早く売れる。それは正しいかもしれません。 でも、この物件が持っているポテンシャルを、そのまま手放していいのか。
工事費600万円は、売却代金から精算します。手出しはゼロ。対面キッチンへの間取り変更、照明・床・クロスの全面刷新によって、「少し古い物件」ではなく「この家に住みたい」と思ってもらえる場所に変えることが、戦略の核でした。
- 工事費:600万円(持ち出しゼロ)
- 内容:間取り変更+内装フルリノベーション
- 販売期間:9ヶ月(この価値を正しく評価してくれる買主様を待った時間)
収支完全公開(手残り比較)
結果として、市場価格よりも大幅な高値での成約を実現しました。
手残り比較(収支シミュレーション)
Before
(市場価格) 1,600万円
(市場価格) 1,600万円
+
リノベ費用
(持ち出し0円) 600万円
(持ち出し0円) 600万円
→
After
(売却額) 2,600万円
(売却額) 2,600万円
何もせずにそのまま売却するより... +400万円 UP
※実質手取り額:2,000万円(現状売却より400万円UP)
早く売ることより、正しく売ること。 その判断が、400万円という差になりました。
担当者より
正直に言います。9ヶ月という時間は、長かったと思います。
「もう少し値段を下げてみましょうか」——そんな話が出るのは自然なことです。でも、値下げするたびに減るのは売主様の手残りです。安易な値引きは、売主様の資産を削ることに他ならない。 私たちはその一点だけ、最後まで譲りませんでした。
査定額が低くても、それがその物件の本当の価値とは限りません。 不動産売却は、焦らず正しい方針を持てば——安く手放すものである必要はないと、この事例が示しています。


