物件の背景と課題
大阪市中央区、「なんば」駅から歩いて5分。73㎡・2LDKのマンション売却事例です。
このエリアに建つランドマーク的なタワーマンション。立地は申し分ありませんでした。ところが、複数の不動産会社に査定を依頼すると、どこも似たような答えでした——市場価格は6,800万円前後。新築時からほぼ手を加えていない内装が、近年建ちならぶ周辺の新築タワーと比べて古く見え、内見時の印象を落としていたのです。
- 物件種別:マンション 73㎡ / 2LDK
- 最寄駅:なんば駅 徒歩5分
- 課題:新築時のままの内装。近隣新築タワーとの比較で古さが目立ち、6,800万円での成約も難しい状況
リノベ戦略
値段を下げれば早く売れる。でも、なんばの立地にあるこの物件の価値を、そのまま手放していいのか。
工事費1,000万円は、売却代金から精算します。手出しはゼロ。和室を撤去してリビングを広げ、床・クロスを全面張り替え、キッチンと浴室を現行モデルに交換しました。「築20年の物件」ではなく「ここに住みたい」と思ってもらえる空間にすること——それが戦略の核でした。
- 工事費:1,000万円(持ち出しゼロ)
- 内容:和室撤去・LDK拡張、床・クロス全面刷新、キッチン・浴室交換
- 販売期間:2ヶ月(仕上がった空間の価値を正しく評価してくれた買主様と、すぐに出会えた)
収支完全公開(手残り比較)
工事費を上回る価値向上が、結果として数字に表れました。
手残り比較(収支シミュレーション)
Before
(市場価格) 6,800万円
(市場価格) 6,800万円
+
リノベ費用
(持ち出し0円) 1,000万円
(持ち出し0円) 1,000万円
→
After
(売却額) 8,500万円
(売却額) 8,500万円
何もせずにそのまま売却するより... +700万円 UP
※実質手取り額:7,500万円(現状売却より700万円UP)
早く売ることより、正しく売ること。 1,000万円の工事費を投じて、手残りを700万円改善した結果です。
担当者より
2ヶ月という成約期間を、短いと感じる方もいます。
でも、それは偶然ではありませんでした。工事で空間の価値を引き出し、その価値を正しく評価できる買主様に届けること——そのための時間が2ヶ月でした。もし値引きを選んでいたら、700万円という改善幅は存在しなかった。
不動産売却は、物件の状態と売り方次第で、手残りが大きく変わります。査定額が低くても、それがその物件の本当の価値とは限りません。


