物件の背景と課題
大阪市天王寺区、「東部市場前」駅から歩いて3分。81㎡・4LDKのマンション売却事例です。
広さだけなら、文句のない物件でした。4LDKというゆとりのある間取りで、天王寺エリアにも近い。しかし、複数の不動産会社に査定を依頼しても、出てくる数字は似たようなものでした——市場価格は2,300万円前後。古い間取りのまま手を加えていない内装が、内見に来た方の「住みたい」という気持ちを止めてしまっていたからです。
- 物件種別:マンション 81㎡ / 4LDK
- 最寄駅:東部市場前駅 徒歩3分
- 課題:間取りと内装の古さが購買意欲を阻害。2,300万円での成約も難しい状況
リノベ戦略
値段を下げれば早く売れるかもしれない。でも、この81㎡という広さを、そのまま安売りしていいのか。
工事費600万円は、売却代金から精算します。手出しはゼロ。全面リノベではなく、内見時に最も印象を左右するLDKと水回りに絞って工事しました。床材とクロスの全面張り替え、和室をLDKに調和させる表層改修によって、「古い4LDK」から「広くて気持ちのいい家」に変えること——それが戦略の核でした。
- 工事費:600万円(持ち出しゼロ)
- 内容:床・クロス全面刷新、水回り改修、和室の表層改修
- 販売期間:3ヶ月(この広さと仕上がりを正しく評価してくれる買主様を待った時間)
収支完全公開(手残り比較)
結果として、市場価格を大きく上回る成約を実現しました。
(市場価格) 2,300万円
(持ち出し0円) 600万円
(売却額) 3,180万円
※実質手取り額:2,580万円(現状売却より280万円UP)
安く手放すより、整えて売ること。 600万円かけて整えることで、手残りを280万円改善した結果です。
担当者より
「600万円かけて、本当に元が取れるのか」——そう思うのは当然のことです。
数字で考えてみてください。何もせずに2,300万円で売れば、手残りは2,300万円です。600万円を使って3,180万円で売れば、手残りは2,580万円。差額の280万円は、「どう売るか」を考えた結果だけ生まれたお金です。
不動産売却で大切なのは、売り急がないことと、物件に合った方針を持つことです。査定額が低くても、それがその物件の本当の価値とは限りません。


