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GUIDE 03

空き家を放置すると
何が起きるか

「とりあえず様子を見る」という選択が、年々コストを重ねています。
固定資産税の増額・特定空き家の指定・近隣トラブル——放置リスクの実態と、 早めに動くべき理由を具体的な数字で整理します。

読了時間:約5分 対象:実家が空き家になっている方

放置すると毎年いくら損するか

空き家を1年間「そのまま」にしておくと、目に見えない形でコストが積み上がります。 主な出費を試算すると、年間30〜60万円程度になるケースが多くあります。

固定資産税・都市計画税

年間 10〜30万円

住宅用地の特例が外れると最大6倍に。詳しくは次のセクションで解説します。

管理・維持費用

年間 5〜15万円

管理会社への委託費、草刈り・清掃、水道の基本料、火災保険など。

突発修繕費

発生時 10〜50万円

雨漏り・外壁の崩落・設備の故障など。無人で劣化が進むと修繕費が急増します。

3年放置すると90〜180万円の出費になる計算です。その間に売却すれば得られたはずの手残りと合わせると、「待った」コストは想像以上に大きくなります。

固定資産税が最大6倍になる仕組み

多くの人が知らない落とし穴が、住宅用地の特例です。 建物が建っている土地は、固定資産税が大幅に軽減される特例を受けています。 ところが空き家が「特定空き家」に指定されると、この特例が外れる可能性があります。

通常の住宅用地 固定資産税 1/6 に軽減
↓ 特定空き家に指定されると
特例が解除 固定資産税が最大6倍に
土地の状況固定資産税の軽減率税額イメージ(年間)
居住中の住宅用地(200㎡以下)1/6 に軽減例:約5万円
管理が保たれている空き家1/6 に軽減(継続)例:約5万円
特定空き家に指定された場合特例解除(最大6倍)例:約30万円

「特定空き家」に指定されなければ税額は変わりません。ただし指定されるかどうかは行政が判断するため、管理状況が悪化すると突然リスクが現実になります。

特定空き家に指定されるとどうなるか

2015年施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法(空き家特措法)」により、 行政は管理不全な空き家を「特定空き家」に指定し、段階的に行政介入できるようになりました。 2023年の改正でさらに規制が強化されています。

STEP 1|調査・認定

行政が空き家を調査。倒壊危険・衛生不良・景観破壊・管理不全のいずれかに該当すると「特定空き家」に認定。

STEP 2|指導・勧告

所有者に改善指導が入る。勧告が出た時点で固定資産税の住宅用地特例が解除され、最大6倍の税額になる。

STEP 3|命令・罰則

改善されない場合、命令が下される。命令に従わないと50万円以下の過料が科せられる場合がある。

STEP 4|行政代執行

それでも改善されない場合、行政が強制的に解体・修繕を行い、費用を所有者に請求する(数百万円になるケースも)。

近隣・近所への影響リスク

特定空き家指定以前に、近隣住民との関係悪化が問題になるケースが増えています。 離れて暮らしているからこそ、気づかないうちにリスクが積み上がっています。

建物の倒壊・外壁の落下

老朽化が進むと、台風・地震・積雪で外壁や屋根が崩落するリスクがあります。隣家に損害を与えた場合、所有者として賠償責任を問われることがあります。

不法侵入・不法投棄

無人の空き家は犯罪の温床になりやすく、不法侵入・不法投棄が後を絶ちません。発覚が遅れるほど清掃費用と近隣への悪影響が広がります。

害虫・害獣の発生

管理されていない建物にはゴキブリ・ネズミ・蜂などが集まり、隣近所にも被害が及びます。「あの家のせいで」と認識されると関係修復が困難になります。

雑草・樹木の越境

庭の草木が隣の敷地に侵入すると、剪定費用の請求や苦情につながります。2023年の民法改正で、越境した枝は切除を請求できるようになりました。

放置するほど売却価格が下がる理由

「もう少し待ってから売ればいい」と考えるほど、 実は売れる価格が下がり続けています。その理由は3つあります。

01

建物の劣化が加速する

無人の建物は換気が止まり、湿気・カビ・シロアリが進行します。 人が住んでいるときは気づいていた小さな不具合が、放置によって 大きな修繕が必要な状態に発展するケースが非常に多くあります。 劣化が進むほど、買い手がつく価格は下がります。

02

リノベーション費用が増える

ゼロラボのRoute A(リノベ再生)では、工事費を売却代金から精算するため 持ち出しはゼロですが、劣化が進むほど工事範囲が広がります。 工事コストが増えると、手残り額の目標(+100万円以上)を達成しにくくなるため、 Route Aを選べる物件の条件を外れてしまうリスクがあります。

03

3,000万円控除の期限が迫る

相続した空き家には、売却益から最大3,000万円を控除できる「空き家特例」があります。 この特例は相続が発生した年の翌年から3年目の12月31日までが期限です。 放置して期限を過ぎると、数百万円単位の税金が余計にかかることがあります。

→ 税金の詳細は 3,000万円控除の税務チェック で確認できます。

対処の優先順位と最善の選択肢

「いつかやる」を「今やる」に変えるために、取りうる選択肢を優先順位で整理します。

最優先

リノベ再生で売却(Route A)

費用持ち出し0円でリノベを実施し、手残りを最大化して売却。劣化が進む前の早期着手が鍵。

条件:大阪4市内・マンション・51㎡以上(無料診断で確認)

次善策

現状のまま早期売却(Route B)

リノベなしで信頼できるプロに丸投げして早期現金化。放置コストをこれ以上積み上げない。

Route Aの条件を満たさない場合の最善策

避けたい

管理しながら様子を見る

毎年30〜60万円の維持費が継続。3,000万円控除の期限が迫り、建物劣化が進む。

「待てば上がる」という根拠は薄い

通常、売却には複数の業者に問い合わせ、査定を比べ、工事業者を探し、価格交渉をこなす必要があります。ゼロラボなら査定・工事・販売・決済まで丸投げの1社完結。放置リスクを最短で解消できます。

次のステップへ進む

資産診断で放置コストと手残り額を数字で比較するか、
事例で実際の解決プロセスを確認してください。

営業の押しつけはありません。いつでもお断りできます。